女性の「尿もれ」

「出産後、尿もれするようになりました。うっかりクシャミもできません……」(34歳・女性)

女性の尿もれは尿道がうまく閉じられなくなった時や、膀胱が勝手に収縮してしまう時などに、生じやすい傾向にあります。


女性に多い「腹圧性失禁」

咳やくしゃみ、重いものを持ち上げた時など、お腹に力が入った時、無意識に失禁してしまう症状。男女ともに年齢を問わず起きる可能性がありますが、とくに女性に多く見られます。これは尿道括約筋が緩むことに起因し、加齢や妊娠・出産を機に、症状が出始める傾向があります。


「切迫性尿失禁」に要注意

急な尿意を我慢できず、漏らしてしまう症状が特徴。多くの場合、とくに原因が無いのに、膀胱が勝手に収縮してしまい起こると考えられています。自分で尿意をコントロールできるよう、尿意を感じても少し我慢する膀胱練習も有効です。コントロールできるまでは、尿もれパッドも一つの手!


骨盤と膀胱に負担をかけないこと

膀胱を支える骨盤底辺や、周辺の神経系が、健康な状態であれば、骨盤底辺の組織が尿道口を締めて尿もれを防ぎます。骨盤底辺に負担を掛けないよう肥満を防ぐこと、便秘を解消させること、骨盤底辺トレーニングなども有効です。産後は、骨盤矯正ベルトの着用も効果的です。


不安な時は専門医に相談

尿もれは種類によって、内服薬で改善するものもあります。また、尿もれがきっかけで、糖尿病や脳梗塞など別の病気がみつかることがあるため、いろいろ試しても改善しなかったり、産後1カ月経っても尿もれが続く場合は、泌尿器科、産婦人科の医師に相談しましょう。

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